今、コロナの感染拡大で除染作業などを行う特殊清掃業という仕事が注目されています。
消毒のプロに冬のウイルス対策を教わってきました。
特殊清掃?聞きなれない言葉ですよね。
リスクベネフィットでは災害現場や一人暮らしで亡くなってしまった方の住宅などの清掃を行っています。
最近では、新型コロナウィルスの集団感染が発生したダイヤモンドプリンセスの船内清掃を担当し注目を浴びました。
まだ、コロナウィルスがどんなウィルスか?情報が少ない中、厚生労働省やWHOなどさまざまな機関が持っている最新のノウハウを屈指してクルーズ船に世界中の特殊清掃のプロが集まり24時間体制で清掃作業が行われ、その甲斐があって開始から1週間感染者を出すことなく洗浄は無事に完了。
現在はその時の経験と共に、新型コロナウィルスの軽症者が宿泊する施設の清掃を全国各地で請け負っています。
今日は感染対策の最前線にいるからこそ伝えられる
冬のウィルス対策!~自宅や店舗で出来る正しいコロナ感染対策~についてお伝えします。
もくじ
正解は「増える」です。
冬は乾燥するのでウィルスの飛沫の数が増え、感染が拡大しやすいんです。
スーパーコンピュータ「富岳」を使って飛沫の広がりを解析したデーターによると、マスク無しで咳をした場合に1.8メートル先に座る人に到達する飛沫の数が湿度60%の時と湿度30%の時を比べると2倍以上になるそうです。
・ウィルス自体を家庭に持ち込まない
・家庭や店舗などでは加湿器を設置し湿度を高く保つ
まずはウィルスを家庭に持ち込まないように注意しましょう。
どうしても、冬は年末年始にかけて外出や家族が集まる機会が増える時期です。
飛沫したものが体についているとウィルスを家庭に持ち込んでしまうので自宅でできるウイルス対策で感染対策をしましょう。
そして、万が一家の中にウィルスが入ってしまっても感染を拡大させない為に部屋の湿度を40%以上に保つようにしましょう。(厚生労働省推奨)
ただし加湿器を使う際には注意が必要です。
加湿器には薬品などを入れず普通の水道水を使うようにしてください。
健康被害などが出る場合があります。
家庭にウィルスを持ち込まないように家に入る前に気軽にできる事があります。
界面活性剤が入った柔軟剤を小分けスプレーに入れ水で薄め家に入る前にシュシュっと服にかける事で体についているウィルスに効果があります。
≪作り方≫
この液を家に入る前にシュシュっと衣服にかけ、体に飛沫したウイルス対策をして家にウイルスを持ち込まないようにしましょう。
この液は机を拭く時にも有効です。
表面だけではなく裏側の手が触れる箇所も忘れずにしっかりと拭きましょう。
最後にから拭きをしましょう。
感染対策は日々の積み重ねが大切です。
侮ってはいけませんが、100%を目指すと非常に大変です。
恐れすぎず、でも適度に恐れながらコツコツと対策をし感染リスクを減らす事がコロナウィルスと付き合っていく1番のポイントだと思います。
頑張りすぎず、毎日出来る事を続ける感染対策をぜひ意識してみて下さい。
株式会社リスクベネフィットでは、店舗や企業へのセミナーや感染者が出てしまった際の新型コロナの除菌サービスも行っています。
気になった方は、公式サイトをご覧ください。