40代までの孤独死は女性の方が多い

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40代までの孤独死は女性の方が多い

失礼ながら孤独死って男性のイメージなのですが…

それは間違ってはいません。でも、若い女性の孤独死も増えているのです。
40代以下ではむしろ女性の比率の方が高いんですよ。

えぇっ!私と同年代や、もっと若い女性が孤独死してるの!?

そうなんです。孤独死は高齢者だけの問題ではありません。
今回は孤独死する若い女性の特徴や理由をみていきましょう。

データで見る女性の孤独死

「孤独死は一人暮らしの高齢者が陥るもの」との印象があります。
孤独死の総数に対する年齢別の比率をみると、女性は16.9%と2割未満です。
そのため、世間の印象では孤独死は「高齢者の男性に多い」との見方が強いです。

ここでは、一般社団法人日本少額短期保険協会孤独死対策委員会「第5回孤独死現状レポート」を参考にもう少し詳しくみてみましょう。

孤独死全体の男女比:8割以上が男性

やはり想像どおり孤独死は男性の方が多いです。しかし、実は若い女性にも増えています。次のグラフは、孤独死の男女別死亡年齢の構成比です。これを見ると、40代までは女性の孤独死の割合が高いことが分かります。

孤独死の男女別年齢構成比:40代までは女性の方が多い

40代までの女性の孤独死が多くなっている理由は、貧困や精神的なダメージなど、さまざまな事情によりセルフネグレクト化してしまうことが挙げられます。「セルフネグレクト」とは「自己放任」の事。自己管理が困難になった人が、生活環境改善や健康管理を放棄してしまうことです。

自殺による孤独死の男女比:女性が男性の約2倍

女性の孤独死の原因としては「自殺」が男性よりも多いことが分かっています。次のグラフでは、自殺によって孤独死する女性の割合は男性の約2倍であることが分かります。

自殺による孤独死年代別割合:女性の35%が10~20代

さらに、女性の自殺による孤独死が最も多いのは、なんと20代までという驚きの結果が出ています。

このように、自殺により孤独死した女性の35%が10代〜20代です。
この世代の女性にとって孤独死は深刻な問題と捉える必要があるのです。

セルフネグレクトに陥るきっかけ3選

セルフネグレクトに陥ると、入浴や歯磨き、洗濯や掃除やゴミ捨てなど、当たり前の日常生活ができなくなります。また、体調が悪いときに病院に行くことも困難です。
つまり、生活を維持する能力が失われ、自分の健康や安全にも構わなくなるため、最悪の場合は孤独死に至ってしまうのです。

さらに、自分が危険な状況であることを認知できず、周囲に助けを求めることもできないのも、自殺や孤独死に至る理由の一つです。

さて、若い女性がセルフネグレクトに陥るきっかけには、何があるのでしょうか。

1.精神的なダメージ

たとえば、家族の死、仕事での大きな失敗や退職、病気、離婚、恋人との別れなどにより、精神的に大きなダメージを受けると、セルフネグレクトに陥ってしまうことがあります。
ダメージから回復することができず自暴自棄になり、だんだん生活環境を悪化させてしまいます。

特に、離婚や死別など精神的なダメージを受けると同時に社会から孤立してしまう場合は注意する必要があります。
社会との繋がりが減り、あらゆることへの興味がなくなり、身の回りのことを構わなくなる状況が、セルフネグレクトへの第一歩となってしまうのです。

2.精神的または心理的な問題

もともと何らかの精神病や精神障害、疾患などを患っている場合は、セルフネグレクトに陥りやすいと考えられます。統合失調症、妄想性障害、アルコールなどの依存症、不安障害、恐怖症、認知症、強迫性障害、パーソナリティ障害、感覚障害などがセルフネグレクトに陥りやすいといわれています。

また、そうした疾患からくる不安や恐怖により、物を部屋にため込んだり、出入口付近に物を積み上げてしまうこともあります。
このような行動は自分で何とかできないため、セルフネグレクトに歯止めをかけられず結果として孤独死に至ってしまうのです。

3.貧困による生活の困窮

貧困は、若者がセルフネグレクトに陥ってしまう大きな原因の一つに数えられます。
貧困状態に陥ると食生活が乱れやすくなり、健康状態を管理したり生活環境を維持するのが難しくなるため、セルフネグレクトのような状態になりやすいのです。

特に、女性は非正規雇用率が高く、貧困状態にも陥りやすいといわれています。
令和2年の総務省の「労働力調査」によると、非正規雇用比率は男性が22.8%だったのに対し女性は56.0%との結果が出ています。

若者の貧困は男女問わず問題となっていますが、非正規雇用率などを考えると女性のほうがより切実といえるかもしれません。貧困状態に陥ることにより、栄養が偏って体調を崩すこともあります。
そして、病院にも行きづらく、放置する人も多くなるでしょう。
その結果、だんだん自暴自棄になり、結果としてセルフネグレクトになってしまうのです。

女性の孤独死を防止するための4つの方法

1.孤独死の危険があることを認識する

まずは、自分がセルフネグレクトに近い状態であると認識し、「孤独死の危険がある」ということを理解する必要があります。
セルフネグレクトは本人が気付きづらく、同時に社会との関わりを断ち自宅に引きこもってしまいます。そのため、周りが気付くことも困難です。
自分がセルフネグレクト状態にあるか判断することが何よりも重要となるのです。

2.周りに相談する

セルフネグレクト状態であることが分かったら、周りの誰かに相談してみましょう。
もし誰も相談できる相手がいないときは、自治体や政府が行っている相談窓口に相談してみましょう。電話でも相談できます。
友人や知人には相談しづらい内容も、自分のことを知らない人には相談できるかもしれません。
誰かに話をすることで、次に起こすアクションのきっかけになることもあるのです。

3.心療内科を受診する

心療内科を受診してみましょう。セルフネグレクトに陥る原因の多くは、精神的または心理的要因によるものです。受診することで疾患が見つかる可能性もあります。
原因がわかれば対策も立てやすくなるでしょう。
心療内科の受診を決断することは簡単ではないかもしれません。
しかし、少しずつできる事を増やしていく一環として、心療内科受診も視野に入れると良いでしょう。

4.溜まったゴミを掃除する

溜まったゴミの清掃をしてみましょう。部屋がゴミ屋敷になっている場合はゴミの清掃も簡単ではありませんが、毎日少しずつでもゴミを捨てることで生活のリズムが生まれます。

例えば、「今日は洗面台だけ掃除する」というように場所を区切ったり「その日に出たゴミだけ掃除する」など、できるハードルを下げてみることをおすすめします。

でも、ゴミの掃除ができるくらいなら、そもそもセルフネグレクトじゃないですよね?

確かにそうです。重要なのは、今の時点で自分が最も楽になれる方法を探すこと。思い切って清掃業者に依頼するのもひとつの方法です。

でも、ゴミの掃除ができるくらいなら、そもそもセルフネグレクトじゃないですよね?

確かにそうです。重要なのは、今の時点で自分が最も楽になれる方法を探すこと。
思い切って清掃業者に依頼するのもひとつの方法です。

自分で片付けられないならプロに任せる

ゴミの掃除が難しければ、プロに依頼してしまいましょう。
自分ですべてをきれいにする必要はありません。

特掃隊では清掃業者と分からないように他の業者を装って訪問したり、ビジネス街、住宅地、商店街など、作業環境に適した時間帯で作業をしたりと、近隣対策や依頼者様のプライバシーに配慮して清掃を行うことが可能です。

女性スタッフだけが作業をおこなうコースもあり、女性の一人暮らしでも安心して依頼できます。
除菌消毒なども無料でおこないます。

おわりに

今回は若い女性の孤独死にスポットを当ててみました。
若い女性の孤独死にはセルフネグレクトとの関係がみられました。

セルフネグレクトに陥る原因には、精神的ダメージ、精神的または心理的な問題、貧困があります。
そんな中、孤独死を防止するためには、セルフネグレクトを自覚し、相談や心療内科の受診をすること、溜ったゴミの掃除などが考えられます。

しかし、どの方法も本人が自力で行動し解決するのは難しいでしょう。
ひとつでも原因を解決するために、特掃隊にお任せください!

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