ひとり暮らしの孤独死を予防する7つの対策とは?

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ひとり暮らしの孤独死を予防する7つの対策とは?

前回の記事「独身の孤独死が増加中ってほんと?現状と原因を知っておこう」
では、孤独死はひとり暮らしの男性に多いことや、孤独死がおきてしまう原因が
わかりましたね。

「健康や衛生管理が苦手」で「地域との交流をもたない」と、体調不良や事故が
おこった場合も気づかれにくくなってしまうからな。

病気のために休職・退職している30代〜50代の方も要注意です。

だからこそ対策の重要性が増している。
孤立から孤独死とならないよう、未然に防ぐ方法をみていこう!

前回の記事でもお伝えした通り、現在も孤独死は増加の一途をたどっています。
以下のグラフは「東京都監察医務院で取り扱った、自宅住居で亡くなった単身世帯者の
統計(令和元年)」です。

出典:東京都監察医務院

孤独死が起こる背景には、「ひとり暮らし人口の増加」や「地域との交流をもたないため、
体の急変に気づいてもらえない」こと、「貧困により適切な治療を行わない」などといった
さまざまな原因があります。
ですが、対策を行うことで、孤独死は防ぐことができるのです。

この記事では「孤独死を予防する7つの対策」についてお伝えします。
ぜひ最後まで読んでいただき、できることから試してみてください。

孤独死をこれ以上増やさない。予防のためにできる7つの対策

孤独死を防ぐためにできる方法は、無料から有料のサービスまでさまざまなものがあります。

以下に7つの方法をあげてみました。

孤独死を予防する7つの対策

・自治会などコミュニティに参加し交流する
・自治体の見守りサービスを使う
・企業の見守りサービスを利用する(有料)
・弁当の宅配サービスを利用する
・施設のデイサービスを利用する
・独身者むけシェアハウスに入居する
・老人ホームで暮らす

ひとつずつ解説していきます。

1-1.自治会などコミュニティに参加し交流する

近頃は入会しない人も増えていますが、孤独死を防ぐためには町内会や自治会といった
地域のコミュニティに参加し、近所に住む顔なじみや同じ趣味を楽しむ仲間をつくることが重要です。

いつもの集まりに不参加が続いたからと心配して家を訪ねてくれたりなど、家族以外で気に
かけてくれる存在ができます。
今はスマホを使う高齢者も増えているので、LINEをやりとりしたり、会えない時もテレビ電話で
おしゃべりするだけで息抜きになりますね。
何かあった時にすぐ駆けつけて助けてくれる近所の人がいることは、孤独死を防ぐ大きな要因と
なってくれます。

1-2.自治体の見守りサービスを使う

自治体では、高齢者むけの見守りサービスを提供しています。

たとえば川崎市が行う「高齢者等緊急通報システム」は、
・65歳以上の高血圧など疾患を持つ人
・75歳以上のひとり暮らしの人
を対象にしたサービスです。

専用の携帯電話から緊急通報があった場合、GPSで位置を検索して直ちに警備員が向かう
仕組みで、救急車の手配もできるようになっています。
所得と住民税に応じた無料から有料のサービスですが、利用者の負担を抑え継続しやすい
よう考えられています。
お住まいの自治体で同様のサービスが実施されているか、年齢制限はあるかなど、
確認してみるといいでしょう。

1-3.企業の見守りサービスを利用する(有料)

孤独死を防ぐために、各企業も見守りサービスを提供しています。

利用料金は月額数百円〜数千円が多い価格帯です。
加えて初期費用数千円〜3万円程度が必要になる会社もあります。
提供企業によって料金に幅があり、サービス内容も異なるので、よく確認してから利用する
ようにしましょう。

どんな見守り方法があるかは、以下の表をご覧ください。

見守り確認ツール家族や知人あてに通知が届くタイミング
LINEのメッセージ1度目のメッセージに反応せず、24時間後に再送しても反応がない場合
電気ポットの給湯ボタン給湯ポットを押したとき
水道やガスの使用量使用が止まったまま一定時間が経過した場合や、使用量が以上に増えた場合
電気の点灯および消灯24時間以上、点灯や消灯をしていない場合
1.LINEのメッセージで見守る

LINEの見守りサービスは、毎日や1日おきなど設定した間隔で安否確認のメッセージが届き、
利用者はボタンを押すだけなので「文字入力ができない」という高齢者でも負担を
感じることがありません。
とはいえやはり、スマホユーザーが多い40〜50代が利用者の半数を占めているようです。

2.電気ポットの給湯ボタンで見守る

見守り機能が搭載された電気ポットを利用したサービスです。
利用者が「電源コードをいれた」「給湯ボタンを押した」時に、登録者に通知が届きます。
毎日、電気ポットでお湯を沸かす生活スタイルの人には、異変に気づくきっかけになります。

3.水道やガスの使用量から見守る

普通に生活していると必ず使用するのは、水道やガスです。
毎月の平均的な使用量と異なる使用量となった場合に、本人または家族や知人に通知が
いくようになっています。
ガスの消し忘れを防ぐことにもなり、安心できるサービスです。

4.電気の点灯および消灯で見守る

毎日必ず行っている電気の点灯と消灯も、電球を変えるだけで見守りサービスになります。
電球にSIMが内蔵されており、点灯・消灯を認識して基地局を経由して家族や知人の
登録メールアドレスに通知が届く仕組みです。
インターネット環境がなくても利用できる点も、メリットです。
これらの見守りサービスから、利用者の暮らす環境にあったものを選んで活用することで、
長期的な見守りを継続することができますね。

4.弁当の宅配サービスを利用する

「孤独死を予防する7つの対策」に戻りましょう。

高齢者むけの弁当宅配サービスや生協などでは、配達時に安否確認を行い、継続的な見守りを
行ってくれる会社もあります。
直接対面でお弁当を引き渡す場合のみですが、定期的に顔を合わせるため体調の変化にも
気づきやすく、異変があった場合は自治体へつなげたり救急車の手配も行っています。

5.施設のデイサービスを利用する

デイサービスは、高齢者施設のスタッフが自宅まで送迎してくれて、施設で食事や入浴をしたり、
レクレーションなどを行うサービスです。
施設内ではスタッフだけでなく、ほかの利用者との交流もあるため、異変があれば気づいてくれる
可能性もあります。

ただ、利用者が要支援・要介護の人限定となっているなど制限もあります。

6.独身者むけシェアハウスを利用する

孤独な老後を防ぐために、まだ若く元気なうちからシェアハウスで暮らす人たちも増えています。
UR賃貸住宅では単身者が共同生活をおくる「ハウスシェアリング制度」があったり、
「50代以上限定シェアハウス」や高齢者むけの「グループリビング」など、暮らし方の
選択肢が広がっています。
グループで他者と交流しながら暮らすことで、孤立せずに日常を楽しめるうえ、お互いが
見守りとなることで、孤独死するリスクを少なくすることができます。

7.老人ホームで暮らす

高齢者が孤独死をしないために、食事や健康面もふくめてスタッフがサポートしてくれる
老人ホームへ入居することも、孤独死を防ぐ方法のひとつです。

老人ホームには「公的老人ホーム」と「民間老人ホーム」の2つが代表的ですが、介護の
要不要や、介護認定レベルによってなど、種類はさまざまです。

孤独死が起きた場合に備えられることは?

これまで「孤独死を予防する7つの対策」について解説をしてきましたが、それでもタイミングが悪く
孤独死をおこしてしまう場合があるかもしれません。

「終活」という言葉も一般的となり、万が一の時のことを考えて準備しておくことは、家族や周りの
人のためにも、決して無駄なことではありません。

元気なうちにできることをしておけば、先々も安心です。 前向きに「備え」に取り組んでみましょう。

孤独死に備えてできる4つのこと

1.生前整理として、持ち物や財産などの整理をしておきましょう
2.家族や知人と定期的に連絡をして、異変に気づきやすくしましょう
3.孤独死保険に入っておきましょう
4.信頼できる特殊清掃業者を選んでおきましょう

生前整理は断捨離と思って、少しづつ取り組むといいですね。
通帳や保険証書などをまとめたり、IDやパスワードも印刷して出しておくとわかりやすいです。
孤独死保険は孤独死した場合の住居を原状回復してくれるものです。

個人でも契約できるほか、賃貸物件の大家さんが加入している場合もあるので、一度確認して
みることをお勧めします。
個人で契約する場合も年間1万円程度の費用で加入できますし、火災時の家財補償などの
サービスがついているものもあり、万が一の場合にも安心です。

7つの対策について解説してきたが、すぐできるような簡単な方法も多いので、
知っておくことがいかに大事かがわかってもらえたと思う。

はい。あと生前整理は通帳や印鑑、保険の証書など重要なものは
ひとつにまとめて保管しておくのもポイントですよね!
ひとりで大変な時には頼ってもらえると嬉しいです。

孤独死するような人は助けを求めることが苦手かもしれないが、
専門業者だからこそ要望を伝えやすい場合もあると思う。

ご家族や周りの人を頼って、時には業者も活用しながらお元気な老後を
おくってほしいと思います!

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