孤独死を防ぐために大切なこと。家族にできる対策とは?

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孤独死を防ぐために大切なこと。家族にできる対策とは?

隊長!今回は、孤独死を防ぐ方法ですね?

うむ。
前回の記事「独身の孤独死が増加中ってほんと?現状と原因を知っておこう」で
孤独死はどんなものか、どんな環境にある人がなりやすいかがわかったと思う。

はい。病気で亡くなる方が多いのですよね。
しかも60代のまだ若い方まで……。

60代の人は、自分自身もまだ元気という意識が強いし、周りの家族も
心配いらないと考えてしまうからな。

そうですね。

しかし、本人と家族など周囲の人たちが孤独死のリスクを認識している
ことで、防げることは沢山ある。まずは知ることがなにより大切なんだ。
大切な家族が孤独死とならないために、予防と対策についてしっかりと
学んでいこう!

よろしくお願いします!

孤独死とは

孤独死とは
孤独死について、もう一度おさらいしましょう。

ひとり暮らしの高齢者が、自宅で誰にも看取られずにお亡くなりになること。
それが、「孤独死」です。
その原因としてもっとも多いのは病死で、他には事故や自殺などがあります。

孤独死が増えている背景には、生涯未婚率の増加や、スマートフォンなど電子機器の普及に
より人に接しなくても生活できてしまう環境や貧困など、様々な要因があります。

孤独死を起こさないためには

大切な家族を孤独死させないために、わたしたちできる対策はなんでしょうか?
具体的な方法を5つ解説していきます。

1)家族が定期的にコミュニケーションをとる

ひとり暮らしの高齢者と離れて暮らしている場合、家族はいつでも連絡がとれるよう環境を
整えましょう。
その上で、定期的に様子がわかるよう

以前は連絡手段といえば電話だけでしたが、今はスマートフォンを一緒に契約して教えて
あげることで、メールにSNS、テレビ電話など使える手段がたくさんあります。

高齢者にとってもわかりやすく、継続して使えるようにサポートしてあげながら
「いつでも気軽に連絡をとり、安否を確認できる」状態を作っておくと安心です。

普段から連絡をとっておくことで体調不良や異変にも気づくことができ、万が一のことが
あった場合でも、救急車や警察を呼ぶなど素早い対応が可能となります。
また、高齢者宅の近くに家族が住んでいる方は、「郵便受けに新聞や郵便物がたまっている」
「昼間からカーテンが閉めっぱなしで気配がない」など、心配な点があったら安否確認を
してみることも大切です。

2)訪問サービスを活用する

ひとり暮らしの高齢者宅を定期的に訪問し、家の様子や健康状態を確認してくれるサービスを
利用すると安心です。

訪問介護や、食事を作れない高齢者むけの宅配弁当のサービスもあるので、高齢者のニーズに
あったサービスを活用しましょう。

訪問してくれる人との継続的な交流により、高齢者も悩みを話しやすくなったり、担当者が
異変に気づきやすくなるというメリットもあります。

3)ボランティア活動で社会との関わりをもつ

ボランティア活動や趣味サークルなどに参加して、地域の人と交流をもつことも有効な方法です。
社会から孤立してしまうのが孤独死の原因の一つなので、地域の人と日常的に接して
顔なじみになり、普段から助け合える関係を作っておくと予防につながります。

また、厚生労働省が2020年に実施した調査「高齢者の社会活動への参加状況」によれば
「まったく社会活動に参加したことがない」高齢者は5年前の47.6%から、2020年は35%と大幅に現象。
社会活動に参加している高齢者は増加しており、当たり前にすらなっている現状がうかがえます。

高齢者の多くが、社会活動に参加することのメリットを感じているのかもしれません。

4)有料老人ホームやデイサービスを利用する

ひとり暮らしが困難と思われた場合には、高齢者用住宅や有料老人ホームの入居を
考えてみるといいでしょう。
高齢者の安否確認や健康チェックをしてくれるのも大きなメリットです。

施設では地域の子どもと触れ合うイベントや、季節にあわせたレクリエーションなどを
開催してくれるところもあります。
自宅のひとり暮らしでは得られない経験は、暮らしによい刺激を与えてくれます。

また、デイサービスを利用すると食事の提供や、入浴、運動といった様々なサービスを受けられます。

老人ホームには入らず自宅で過ごすことを望む高齢者でも、デイサービスなら必要に応じて
利用することができるので、安心です。

5)自治体による単身者むけサービスを活用する

自治体が提供している単身者向けサービスは、低所得のため有料サービスを利用するのは
困難という方にとっても利用しやすく、おすすめです。

増加する孤独死を減らすため、自治体でも様々な高齢者サービスを提供して対策しています。

自治体のサービスにはどんなものがあるのでしょうか?
その代表的な例をあげてみました。
・安否確認サービス
・食事の配送サービス
・家庭ゴミの訪問収集
・緊急通報装置のレンタル
・福祉用品、補助用品のレンタル
・配送員による異変報告
・バリアフリーリフォーム補助

自治体により、どんなサービスが提供されているのかは様々ですので、お住まいの自治体の
ホームページなどを確認して、利用できるものは積極的に活用しましょう。

それでも孤独死が起きてしまったら?

孤独死の予防や対策について解説してきましたが、残念ながら孤独死を完全に
なくすことは難しい現状です。
ここからは、万が一孤独死が起こってしまった場合にどうしたらいいか?について、
ご案内していきます。
孤独死が起きてしまった!まずやるべきことは?

①警察へ連絡(あるいは救急車)

孤独死が起こっていると思ったら、まずは警察への連絡です。

対象者が亡くなっているかわからない場合 → 救急車を呼びましょう
対象者が亡くなっている場合 → 警察を呼びましょう

警察は現場検証をします。その後、必要と判断されたときには遺体を引き取り、
医師・検察官が、対象者の亡くなった原因を調べます。

②葬儀社へ連絡・手配

普通に亡くなられた場合は、葬儀社へ連絡後、葬儀の日程などを相談して決めますが、
孤独死の場合は、警察が遺体を引き取っていることもあり、いつ戻ってくるかわかりません。

とはいえ戻ってきたらすぐに動けるように、葬儀社に連絡して状況を伝え、あらかじめできる
手配をしておくといいでしょう。
検察が終了し、遺体が引き渡されたあとに葬儀となります。
一般的な葬儀と異なる点もあるので、わからないことは警察や葬儀社に確認しましょう。

③孤独死した現場の片付け&清掃

孤独死でもっとも大変な作業となるのが、現場の片付けや清掃です。
亡くなられた時の状況や発見までどのくらい日数が経過したかにもよりますが、室内に汚れが
広がってしまっていることもあるので個人で対応するのは、かなり困難を極めます。

孤独死するような高齢者の家には、体調がおもわしくなかったため、ゴミや不用品などが
散乱していることも少なくありません。
片付けでは、遺品整理をしながら不要なものをすべて処分し、臭いがある場合にはきちんと除去して、
新たに人が住めるような状態までリカバリーすることが求められます。

しかし、孤独死をおこしてしまった家族にとって、家主のいない部屋の片付けは、精神的にも
体力的にも負担がかかるものです。

そういった場合に助けとなるのが「特殊清掃」というサービスです。

一般的な清掃業者では、孤独死がおこった家を元に戻すには専門的な知識が
不足しており難しいでしょう。
その点、「特殊清掃業者」は孤独死がおこった家の消臭と掃除の技術を持ったプロフェッショナルです。
特殊清掃業者に依頼すると、孤独死に対しても専門的な知識をもつスタッフが対応してくれるので
安心です。

まとめ

以上、孤独死の予防と対策について解説してきたが、理解できただろうか?

はい。
やはり、普段から定期的な安否確認をするなど、まめな連絡とコミュニケーションが
大切ですね。また、地域の人との関わりを持っておくことも!

そうだ。
インターネットや電子機器により、ひとりで生活できてしまう環境があっても、
人と人との交流が心の支えになることは、今も昔も変わらないかもしれないな。

孤独死について勉強できてよかったです。
誰にとっても、人ごとではありませんよね。
予防と対策を心にとめて、必要な人に伝えていきたいと思います!
そして、万が一の時は特掃隊がお手伝いいたします。

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