床下の水浸しを放置してはいけない理由と対処法

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床下の水浸しを放置してはいけない理由と対処法

気づかないうちに床下が水浸しになっていたことがあるんです。

床下が水浸しになっていることに気づいたら、すぐに業者に床下清掃を
してもらうことが大切です。

でも、放置していたらそのうち乾くのではないですか?

いえ、放置するのは危険です。
今回は床下の水浸しを放置してはいけない理由をみていきましょう。

床下の水浸しを放置してはいけない8つの理由

床下が水浸し状態になっていることに気づいたら、早急に対応すべきです。
床下の水浸を放置すると、どんな危険があるのでしょうか。

1.カビの繁殖

床下が水浸しになった場合に、最も気になるのはカビの繁殖です。
湿度の高い状態が長く続くと、床下にカビが発生し、大量に繁殖してしまいます。
床下が長期間水に浸かってしまっていたような場合は、床下が相当カビ臭くなっているはずです。

床下の水浸し状態を放っておくと、カビが住宅の構造部に侵食し、室内にまで広がってしまうおそれがあります。
家中にカビが発生することで、臭いや感染症、呼吸器系のアレルギーを引き起こす原因となります。

2.柱など木部の腐食

床下に水が溜まったままにしておくと、水に浸かった柱や木部(もくぶ)が腐食・劣化してしまう危険があります。湿度の高い場所では、木を腐らせる腐朽菌(ふきゅうきん)が発生し、住宅の大切な構造部材である木材を腐食、強度を著しく低下させてしまいます。

特に木造住宅の場合は早急な対処が必要です。

3.鉄骨・釘など金属部の錆

床に溜まった水に、住宅の金属部分が長時間浸かっていると、金属部分が錆びついてしまいます。
住宅の重要な構造部分である金属に錆びが発生し、そこから腐食していく危険があります。

そうなると住宅の強度に大きな影響を及ぼす可能性があります。

4.湿気による結露

床下が水浸しになっていると湿度が上がり、結露がおきます。
結露がいつまでも乾燥せず、常に湿った状態が続くと、室内の床、壁、壁紙が傷んでいくおそれがあります。

気づかないうちに壁や住宅の構造部にも結露が発生して、カビの繁殖が加速します。
やぶれた壁紙をはがしたら、壁一面にカビが発生していたというような事態にもなりかねません。

5.シロアリの発生

床下が水浸しになり湿度の高い状態が続くと、シロアリや害虫が発生しやすくなり、放置すると大量発生してしまう危険があります。

シロアリによる被害は、住宅の構造部に大きな影響を及ぼし、家の耐久性が低下します。
放置すると、取り返しのつかない事態にまで発展してしまいます。

6.断熱効果の低下

床下が水浸しになった場合、床下の断熱材まで濡れる可能性があります。
床下の断熱材が濡れると断熱効果がなくなるため、湿った断熱材は交換が必要です。

床下がかなりの深さまで水に浸かっているような場合は、リフォーム工事にも対応可能な業者に、断熱材の状態も確認してもらうことをおすすめします。

7.漏電の危険

それほど多いケースではありませんが、床下が水に浸かった場合、床下の状況によっては電気の配線などが水に触れてしまっている可能性があります。

場合によっては漏電の危険があります。すぐに専門業者に調査・対処を依頼しましょう。
心配な場合は、ブレーカーを落としておくと安心です。

8.感染症の被害

床下に溜まった水には、カビやさまざまな雑菌が繁殖している可能性があります。
放置を続けると、こういった病原菌の温床となり、子どもなどが誤って床下の点検口を開けてしまったときに感染症に罹ってしまうことも考えられます。

床下が水浸しになっていたらすぐやるべきこと3つ

床下が水浸しになっていることに気づいたら、手順にしたがってすぐ対処しましょう。
具体的にどのような行動をするのでしょうか。

ステップ1.現場の状況を確認して写真を撮る

床下が水浸しになっていることに気づいたら、現場の状況を確認し、まず最初に現場の写真を撮っておきましょう。なぜなら、現場がどのような状況になっているかについて、写真があれば正確な状況を伝えることができるからです。業者に対処を依頼するときや、あとで保険の請求をする必要が出てきた場合にも役立ちます。

業者の人にとってどのような写真が役立つのかを素人が判断することは難しいので、いろいろな角度から複数の写真を撮りましょう。水の流れがはっきりと見えていたり、音がするような場合は、動画が役に立つかもしれません。

ステップ2.水浸しになった原因を確認する

次に、どうして床下が水浸しになっているのか、原因を確認します。
もちろん、原因を確実に突き止めて対処することは専門業者に任せますが、とりあえずわかる範囲で水浸しになった原因を確認していきます。

キッチンや浴室といった室内の水回りの不具合など、水漏れ箇所をすでに特定できているかもしれませんが、そのような場合でも、他にも水漏れしている箇所がないかどうか、もう一度チェックしてみましょう。

床下が水浸しになっている原因としてよく考えられるのは次の4つです。

原因確認方法
1配管からの水漏れ給水管・排水管のつなぎ目などを確認する
2雨漏り・雨水の侵入床下の通気口、基礎の部分が湿っていないか確認する
3結露床下の換気が十分かどうか、床下の湿度が高くないか確認する
4地下水・施工時の排水不足1~3の原因が確認できない場合、この原因を検討する

ステップ3.対処を依頼する業者を探す

床下の状況をおおよそ把握できたら、対処を依頼する業者を探しましょう。
どのような業者に依頼すべきかを次にみていきましょう。

床下が水浸しになった時の業者選びのポイント

床下が水浸しになった場合、対応をどのような業者に依頼するかは、水浸しになった原因によって異なります。

たとえば、水道管の水漏れが原因なら水道工事業者、家の構造上の問題ならハウスメーカーや工務店などです。
原因がよくわからない場合は、まず水道工事業者に調査を依頼しましょう。

水道管工事業者の選び方

水道管工事業者を選ぶ際は以下のポイントを押さえて業者選びをおこないましょう。

■出張見積もりを無料でおこなっている業者

水漏れなどの修理工事では、実際に現場を見てからでないと、正確な見積もりが出せません。

水道管工事業者は無料で出張見積もりしていることが多いので、修理を依頼する前に出張見積もりをお願いしましょう。

施工前に見積もりを出してもらえると、トラブルの発生も避けることが出来ます。

■緊急対応をおこなっている業者

緊急対応をおこなっている業者なら、夜間や休日に急に修理が必要になったときにも対応してもらえます。
放置することで状況が更に悪化してしまう可能性があるので、緊急対応している業者を選びましょう。

■作業実績が豊富でこれからもメンテナンスをしてくれる業者

作業実績が豊富で信頼できる業者を選びましょう。なぜなら、水漏れが発生している場合は、他の箇所にも異常がある可能性も高いからです。

日頃から水回りのメンテナンスをしてくれる業者を選びましょう。

ハウスメーカー、工務店の選び方

家の構造上の問題により床下が水浸しになってしまった場合は、基本的には施工してもらったハウスメーカーまたは工務店に依頼しましょう。

なぜなら、住宅の内部構造や、使用している設備について最も詳しいのが、施工した建築会社だからです。

また今後別な修理が必要になったときでも、前回の工事内容の履歴が残るのでスムーズに対応してもらえる可能性が高いでしょう。

床下清掃業者の選び方

床下清掃業者を選ぶときは、専門の業者に依頼することをおすすめします。

なぜなら、床下浸水の対処は、床下に溜まった水を外に出すだけではないからです。
排水したあとは、しっかりと床下を乾燥させる工程がとても重要で、状況に応じて消毒、消臭の作業も必要になってきます。

おすすめは、水害復旧や床下清掃事業を専門とする、全国展開している業者を探す方法です。
全国展開している業者なら全国にたくさんの支所を設置しているので、その中から、お住まいの地域の最寄りの支所を探すことができます。

また、全国展開している専門業者なら、どの支所に作業を依頼した場合でも、一定の技術レベルを期待できるというメリットもあります。

まとめ

今回は床下の水浸しを放置するとおこりうる危険と、対応方法をみてきました。

床下の水浸しを放置したことによる危険

  1. カビの繁殖
  2. 柱など木部の腐食
  3. 鉄骨・釘など金属部の錆
  4. 湿気による結露
  5. シロアリの発生
  6. 断熱効果の低下
  7. 漏電の危険
  8. 感染症の被害

床下が水浸しになったときの対応

  1. 写真を撮る
  2. 原因を確認する
  3. 業者を探す

どのような業者に対応をお願いするかは、水浸しになった原因によって変わりますが、次のいずれかになります。

  • 水道管工事業者
  • ハウスメーカー、工務店
  • 床下清掃業者

床下が水浸しになったら放置せず、速やかに専門知識をもった業者に対応を依頼しましょう。

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